くすりのしおり

外用剤
2014年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
グルコン酸クロルヘキシジン液20%「ヤクハン」
 主成分:
クロルヘキシジングルコン酸塩(Chlorhexidine gluconate)
 剤形:
無色〜微黄色の澄明な液剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

広範囲な細菌(グラム陽性菌、グラム陰性菌)や真菌に殺菌作用を示す消毒剤です。
通常、手指・皮膚、手術部位(手術野)の皮膚、医療機器、皮膚の創傷部位、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒、結膜嚢の洗浄・消毒、外陰・外性器の皮膚消毒に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 手指・皮膚の消毒:通常、40〜200倍に希釈(主成分として0.1〜0.5%)し、消毒します。
    手術部位(手術野)の皮膚、医療機器の消毒:通常、40〜200倍に希釈(主成分として0.1〜0.5%)し、または、消毒用エタノールで40倍に希釈(主成分として0.5%)し、消毒します。
    皮膚の創傷部位、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:通常、400倍に希釈(主成分として0.05%)し、消毒します。
    結膜嚢の洗浄・消毒:通常、400倍以上に希釈(主成分として0.05%以下)し、洗浄・消毒します。
    外陰・外性器の皮膚消毒:通常、1,000倍に希釈(主成分として0.02%)し、消毒します。
    いずれの場合も、必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 膣、膀胱、口などの粘膜面や耳には使用しないでください。
  • 外用剤なので、飲んだり、注射などに使用しないでください。
  • 原液や高濃度液が眼に入らないように注意してください。もし誤って眼に入った場合には水でよく洗い流してください。
  • 石けん類や血清・膿汁などの有機物は、この薬の殺菌作用を弱めるので、石けん分や付着物を十分洗い落としてから使ってください。
  • 手洗いなどに使用するこの薬の希釈水溶液は少なくとも毎日新しい溶液と取り換えてください。
  • 使い忘れた場合は気がついたときに使用してください。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬が付着した衣類などを塩素系漂白剤で漂白すると、褐色のシミができることがありますので、漂白には過炭酸ナトリウムなどの酸素系漂白剤を使用してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、じんましんなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 吐き気、冷汗、めまい[ショック]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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