くすりのしおり

内服剤
2015年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
プレドニゾロン錠5「ホエイ」
 主成分:
プレドニゾロン(Prednisolone)
 剤形:
白色の片面割線入りの錠剤、直径6.0mm、厚さ2.3mm
 シート記載:
h-255、5mg、Prednisolone5、プレドニゾロン錠5「ホエイ」、プレドニゾロン5mg

この薬の作用と効果について

合成副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)製剤で、炎症やアレルギー症状を改善したり、免疫反応を抑えるなどさまざまな働きがあります。
通常、免疫疾患、アレルギー疾患、炎症性疾患など、広い範囲の疾患に用いられますが、病気の原因そのものを治す薬ではありません。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症、消化性潰瘍、精神病、結核、角膜炎、白内障、緑内障、高血圧症、電解質異常、血栓症、最近内臓手術をした、心筋梗塞を起こした。糖尿病、骨粗鬆症、脂肪塞栓症、重症筋無力症、腎臓疾患、甲状腺疾患、肝臓疾患がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日1〜12錠(主成分として5〜60mg)を1〜4回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。悪性リンパ腫に使用する場合は、他の抗悪性腫瘍剤と併用し、体表面積1m2あたり1日100mgまで服用します。川崎病の急性期に用いる場合は、通常、主成分として1日2mg/kg(最大60mg)を3回に分けて服用します。
    本剤は1錠中に主成分5mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は1回とばして、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、月経異常、下痢、吐き気・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進、現実離れした幸福感、不眠、頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、満月様顔貌、いかり肩、浮腫、血圧上昇、網膜障害、眼球突出、にきび、多毛、脱毛、色素沈着、皮下出血、あざ、皮膚のすじ状変化、かゆみ、発汗異常、脂肪織炎(皮下脂肪の炎症)、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • かぜのような症状、からだがだるい、発熱[誘発感染症、感染症の増悪]
  • 吐き気、のどが渇く、疲れやすい[続発性副腎皮質機能不全、糖尿病]
  • 吐き気、便が黒くなる、腹痛[消化管潰瘍、消化管穿孔、消化管出血、膵炎]
  • 気分が落ち込む、やる気がおきない、けいれん[精神変調、うつ状態、痙攣]
  • 腰・背中の痛み、関節の痛み、筋肉のこわばり[骨粗鬆症、大腿骨および上腕骨などの骨頭無菌性壊死、ミオパチー]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • ワクチンを接種する場合は、この薬を飲んでいることを医師に必ず伝えてください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。