くすりのしおり

内服剤
2015年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
タペンタ錠50mg
 主成分:
タペンタドール塩酸塩(Tapentadol hydrochloride)
 剤形:
白色の錠剤、長径17mm、短径7mm、厚さ5mm
 シート記載:
タペンタ錠50mg、OMJ 50

この薬の作用と効果について

オピオイド受容体作動作用とノルアドレナリン再取り込み阻害作用により、鎮痛作用を示します。
通常、中等度から高度の痛みを伴う各種がんにおける鎮痛に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息発作、麻痺性イレウス、アルコール・睡眠剤・中枢性鎮痛剤または向精神薬による急性中毒、出血性大腸炎、感染性下痢がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は主成分として1日50〜400mgを2回に分けて12時間ごとに服用します。なお、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 徐放性製剤であるため、噛んだり、割ったり、砕いたり、溶かしたりせず、必ず飲み物と一緒にそのまま服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点ですぐに服用してください。ただし、次に服用する時間が近い場合は、1回飛ばして次の通常の服用時間に1回分を服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、めまいが起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 飲酒により薬の作用や副作用が強まることがあります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、便秘、吐き気、傾眠、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸が浅く速くなり、呼吸をしにくい[呼吸抑制]
  • 息苦しい、蕁麻疹、意識がもうろうとする[アナフィラキシー]
  • この薬の使用を中止しようとしてもやめられずに使用を続けたくなる[依存性]
  • けいれん[痙攣]
  • 考えがまとまらない、時間・場所などが判らない、幻覚があらわれる[錯乱状態、せん妄]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児、ペットの手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 他人にこの薬を渡すことは絶対にしないでください。
  • 薬が残ったり、いらなくなった場合は、薬局や医療機関に返却してください。返却については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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