くすりのしおり

自己注射剤
2014年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL
 主成分:
pH4処理酸性人免疫グロブリン(皮下注射)(pH4-treated acidic normal human immunoglobulin (subcutaneous injection))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

細菌やウイルスから体を守ろうとする働きを助け、免疫力を高めます。
通常、無または低ガンマグロブリン血症の補充療法に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。以前にこの薬あるいは免疫グロブリン製剤の投与を受けた時、ショックを起こしたことがある。高プロリン血症、IgA欠損症、貧血がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、体重1kgあたり1回0.25〜1mL(人免疫グロブリンGとして50〜200mg)を1週間に1回、皮下に注射しますが、治療を受ける疾患や症状により適宜増減されます。必ず指示された方法に従ってください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時に、1回分を注射してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。予定より2日以上ずれてしまった場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 誤って多く使った場合、異常を感じたら、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、局所反応(痛み、かゆみ、紅斑、腫れ)、腹部硬直、倦怠感、発熱、圧痛、発疹、皮膚不快感、潮紅などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、血圧低下、蕁麻疹[アナフィラキシー反応]
  • 頭痛、発熱、嘔吐[無菌性髄膜炎症候群]
  • めまい、胸痛、下肢の疼痛・浮腫[血栓塞栓症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、箱に入れたまま、光と凍結を避け冷蔵庫など(2〜25℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、処分の方法について薬局や医療機関に相談してください。使用済みの針および注射器などは、医療機関の指示どおりに廃棄してください。
  • 血液を原料とした製剤であることから、感染症を防止するために原料血漿の検査やウイルスの不活化・除去処理をおこなっており、現在までにこの薬剤が原因とされる感染は報告されていませんが、ウイルス感染、プリオン感染の可能性を完全に否定することはできません。
  • この薬を使用している間は生ワクチン(はしか、おたふくかぜ、ふうしん、みずぼうそうなど)の接種はできません。生ワクチンの接種を受ける場合は、この薬の使用後3カ月以上延期する必要があります。また、生ワクチンを接種された後14日以内にこの薬を使用した場合は、使用後3カ月以上経過した後に生ワクチンの再接種を受けることが望ましいです。接種の必要がある場合には医師に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。