くすりのしおり

注射剤
2015年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
フルービックHA
 主成分:
インフルエンザHAワクチン(生物学的製剤基準)(Influenza HA Vaccine)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

インフルエンザウイルスによる感染を防ぐ抗体を事前につくります。
通常、インフルエンザの予防に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。明らかな発熱、急性疾患がある。予防接種を行うことが不適当な状態にある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 6ヶ月以上13歳未満:通常、およそ2〜4週間の間隔をおいて2回皮下に注射します。
    13歳以上:通常、1回またはおよそ1〜4週間の間隔をおいて2回皮下に注射します。
  • 接種前に必ず問診、検診および診察を受けてください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、注射部位の紅斑、腫脹、硬結、疼痛、かゆみ、熱感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 意識消失、蕁麻疹、呼吸困難、まぶた・口唇・舌の腫れ[ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、頭痛、けいれん[急性散在性脳脊髄炎]
  • 運動障害、意識障害、ふらつき、眼のかすみ[脳炎・脳症、脊髄炎、視神経炎]
  • 両側の手や足に力が入らない、手や足の感覚が鈍くなる[ギラン・バレー症候群]
  • 顔や手足の筋肉がぴくつく、意識障害、筋肉の硬直[けいれん]
  • 食欲不振、全身倦怠感、皮膚・結膜が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 息苦しさ、喘鳴(ヒューヒュー音)[喘息発作]
  • あざができやすい、鼻出血、口腔粘膜出血[血小板減少性紫斑病、血小板減少]
  • 発疹、紫色または赤色のあざ、尿が赤くなる[血管炎]
  • 発熱、咳、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 発熱、眼の充血、赤い発疹[皮膚粘膜眼症候群]
  • 全身の著明なむくみ、呼吸困難、尿量の減少[ネフローゼ症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 接種当日は過度な運動は控えてください。
  • 接種後は接種部位を清潔に保ってください。
  • 接種後に接種部位の異常や体調の変化があった場合には、医師の診察を受けてください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「ワクチン接種を受ける人へのガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。