くすりのしおり

内服剤
2013年6月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ファモチジンOD錠20mg「オーハラ」
 主成分:
ファモチジン(Famotidine)
 剤形:
白色の錠剤、直径8.6mm、厚さ3.6mm
 シート記載:
(表)ファモチジンOD20mg「オーハラ」、ファモチジンOD、20mg、OH-342、口腔内崩壊錠、(裏)Famotidine OD20mg「OHARA」、ファモチジンOD「オーハラ」、20mg

この薬の作用と効果について

胃の細胞壁にあるヒスタミンH2受容体を遮断し、胃酸の分泌を抑えます。
通常、胃潰瘍や逆流性食道炎などの治療、急性胃炎や慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群:通常、成人は1回主成分として20mgを1日2回朝食後と、夕食後または就寝前に服用します。また、1回40mgを1日1回就寝前に服用することもあります。
    急性胃炎、慢性胃炎の急性憎悪期の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)
    :通常、成人は1回主成分として10mgを1日2回朝食後と、夕食後または就寝前に服用します。また、1回20mgを1日1回就寝前に服用することもあります。
    いずれも、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分20mgを含有しています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 舌で軽く押しつぶすようにして、唾液と一緒に飲み込んでください。ただし、寝たままの服用は避けてください。また、普通の薬と同様に、水またはぬるま湯と一緒に飲むこともできます。
  • 飲み忘れた場合は、1回とばして次の服用時間まで飲まないでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹・皮疹、蕁麻疹(紅斑)、顔面浮腫、便秘、月経不順、女性化乳房、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、全身潮紅、蕁麻疹[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 全身倦怠感、皮下・粘膜下出血、発熱[汎血球減少、無顆粒球症、再生不良貧血、溶血性貧血、血小板減少]
  • 38℃以上の高熱、目の充血、口唇・眼粘膜のただれ[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。