くすりのしおり

内服剤
2013年2月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ラベルフィーユ28錠
 主成分:
レボノルゲストレル
エチニルエストラジオール(Levonorgestrel
Ethinylestradiol)
 剤形:
赤褐色、白色、淡黄褐色、赤色の錠剤、直径5.8mm、厚さ3.6mm
 シート記載:
(表)ラベルフィーユ28錠(裏)Labellefille、ラベルフィーユ28錠

この薬の作用と効果について

卵胞の発育を抑えて排卵を抑制します。また、子宮内膜の肥厚を抑制することによる着床阻害作用や子宮頸管粘液の性状を変化させることによる精子通過阻害作用によって妊娠を防ぎます。
通常、避妊の目的で用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌など)・子宮頸癌およびその疑い、診断の確定していない異常性器出血、血栓性静脈炎・肺塞栓症・脳血管障害・冠動脈疾患または既往歴、喫煙者、片頭痛、心臓弁膜症、糖尿病、血栓ができやすい(家族を含む)、抗リン脂質抗体症候群、手術前4週間以内・手術後2週間以内・産後4週間以内・長期間安静状態、肝障害、肝腫瘍、脂質代謝異常、高血圧、耳硬化症、妊娠中に黄疸・持続的なかゆみ・妊娠ヘルペスの既往歴がある、現在身長が伸びている。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日1回1錠を毎日一定の時刻に決められた順に従って(赤褐色の錠剤から開始)28日間連続服用します。以上28日間を服用1周期とし、出血が終わっているか続いているかにかかわらず29日目から次の周期の錠剤を服用し、以後同様に避妊する期間繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 初めて服用する場合は、月経の第1日目から服用します。服用開始日が月経第1日目から遅れた場合、飲み始めの最初の1週間は他の避妊法を併用してください。
  • 飲み忘れた場合は、飲み忘れが1日であれば(4週目の赤色の錠剤を除く)、気付いた時点で飲み忘れた1錠を直ちに飲み、さらに当日の分も通常通りに飲んでください。すなわちその日は2錠飲むことになります。2日以上連続して飲み忘れた場合は、その時点で飲むのを中止し、次の月経を待って新しいシートから再び飲み始めてください。なお、飲み忘れによって妊娠する可能性が高くなるので、その周期は他の避妊法を使用してください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 静脈血栓症、肺塞栓症、心筋梗塞、脳卒中などの副作用の危険性が増大するので、禁煙してください。
  • 飲み始めに不正性器出血が起こることがあり、通常、飲み続けるうちになくなりますが、長期間にわたって出血が続いたり、出血量が多い場合は、医師に相談してください。
  • 激しい下痢または嘔吐が続く場合はこの薬の成分が吸収されにくくなり、妊娠する可能性が高くなりますので、他の避妊法を併用し、医師または薬剤師に相談してください。
  • 妊娠が疑われる場合には服用を中止してください。なお、2周期連続して月経が来なかった場合は妊娠している可能性がありますので、直ちに医師の診察を受けてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)は薬の効果を弱める可能性がありますので、セイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。
  • 妊娠を希望される場合は、医師に相談してください。
  • HIV感染(エイズ)および他の性感染症を防止するものではないので、感染防止にはコンドームを使用してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気・嘔吐、乳房痛、頭痛、下腹部痛、発疹、じん麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脚の痛み・浮腫、息切れ、胸や頭の痛み[血栓症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。