くすりのしおり

内服剤
2013年3月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ラベプラゾールNa錠20mg「TYK」
 主成分:
ラベプラゾールナトリウム(Sodium rabeprazole)
 剤形:
淡黄色の錠剤、直径7.2mm、厚さ3.7mm
 シート記載:
TYK501

この薬の作用と効果について

胃粘膜細胞の胃酸分泌機構を阻害することで胃酸分泌を抑制します。それにより胃や十二指腸の潰瘍を速やかに治癒し、逆流性食道炎に伴う痛みや胸やけなどをやわらげます。
通常、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝臓が悪い。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群:通常、成人は1回主成分として10mgを1日1回服用しますが、症状により1回20mgを1日1回に増量されることがあります。本剤は1錠中に主成分20mgを含みます。服用する期間は胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までです。
    逆流性食道炎:通常、成人は1回主成分として10mgを1日1回服用しますが、症状により1回20mgを1日1回に増量されることがあります。本剤は1錠中に主成分20mgを含みます。服用する期間は8週間までです。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎では、1回10mgまたは20mgを1日2回、さらに8週間服用します。ただし、1回20mg1日2回は重度の粘膜傷害がある場合のみです。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 錠剤はかんだり、くだいたりせず飲みくだしてください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、蕁麻疹、かゆみ、便秘、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、蕁麻疹、めまい[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 発熱、貧血、歯肉出血や皮下出血[汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血]
  • 吐き気や嘔吐、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 発熱、広範囲の赤い発疹、眼・口・陰部のただれ[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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