くすりのしおり

内服剤
2013年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アプリンジン塩酸塩カプセル20mg「NP」
 主成分:
アプリンジン塩酸塩(Aprindine hydrochloride)
 剤形:
だいだい色のカプセル剤、長径14.2mm、短径5.1mm
 シート記載:
(表)アプリンジン塩酸塩20mg「NP」、20、アプリンジン、(裏)APRINDINE HYDROCHLORIDE20mg「NP」、アプリンジン、20、 HD-029

この薬の作用と効果について

心筋に作用して脈のみだれを整えます。
通常、頻脈性不整脈の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。刺激伝導障害(房室ブロック、脚ブロック)、うっ血性心不全、心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症など)、洞性徐脈、肝機能障害、腎機能障害、パーキンソン症候群、血清カリウム低下がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日2カプセル(主成分として40mg)から服用を開始し、効果が不十分な場合は3カプセル(60mg)まで増量し、1日2から3回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 手指のふるえ、めまい・ふらつきなどが現れることがありますので、車の運転や高い所での作業、危険を伴う機械の操作などは避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、貧血、肝炎(食欲不振・全身けん怠感・黄疸)、胆汁うっ滞性肝炎(上腹部痛・褐色尿)、徐脈、前胸部痛、動悸、手足の震え、めまい・ふらつき、しびれ感、吐き気、口渇、腹痛、下痢、便秘、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 動悸、息切れ[催不整脈]
  • 発熱、咽頭感、全身けん怠感[無顆粒球症]
  • から咳、息切れ、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害・黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。