くすりのしおり

内服剤
2012年12月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
リスペリドンOD錠0.5mg「サワイ」
 主成分:
リスペリドン(Risperidone)
 剤形:
白色の錠剤、直径5.0mm、厚さ2.4mm
 シート記載:
リスペリドン OD 0.5mg「サワイ」、SW-73、RISPERIDONE OD 0.5mg

この薬の作用と効果について

脳内の受容体(ドパミン、セロトニン)に作用し、強い不安感や緊張感、意欲の低下などの症状を改善します。
通常、統合失調症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として1mg)を1日2回から服用し始め徐々に増量されます。維持量は通常1回2〜6錠(1〜3mg)を原則として1日2回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日量は24錠(12mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は、舌の上にのせ唾液を含ませてから舌で軽く押しつぶすようにして、唾液と一緒に飲みこむこともできます。寝たままの状態では、水なしで服用しないでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 服用を始めてしばらくの間、急に起き上がると立ちくらみやめまいを起こすことがありますので注意してください。
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、車の運転などの危険を伴う機械の操作はしないようにしてください。
  • 飲酒により薬の作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒は控えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、アナフィラキシー反応、過敏症、不眠症、不安、激越、アカシジア(じっとしていることができない)、振戦(手足のふるえ)、傾眠、構音障害、ふらつき、頭痛、ジストニー、便秘、流涎過多(よだれが出る)、吐き気、肝機能異常、筋固縮(筋肉のこわばり)、月経障害、易刺激性、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • じっとして動かない、筋肉のこわばり、ものが飲み込みにくい[悪性症候群]
  • 食欲不振、吐き気・嘔吐、著しい便秘[麻痺性イレウス]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 口渇、多飲、多尿[高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。