くすりのしおり

内服剤
2018年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
フラジール内服錠250mg[原虫症、細菌感染症]
 主成分:
メトロニダゾール(Metronidazole)
 剤形:
白色の錠剤、直径10.8mm、厚さ6.0mm
 シート記載:
(表)フラジール内服錠 250mg、(裏)フラジール 内服錠 250mg 763

この薬の作用と効果について

トリコモナスなど原虫の体内あるいは細菌内でニトロソ化合物に変化し、DNAらせん構造の不安定化を招いて抗原虫作用および抗菌作用を示します。
通常、トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症)、嫌気性菌感染症(皮膚科領域、外科・整形外科領域、呼吸器科領域、骨盤内、腹腔内、肝臓内、脳内における感染症)、感染性腸炎、細菌性腟症、アメーバ赤痢、ランブル鞭毛虫感染症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。脳や脊髄の器質的疾患(脳膿瘍を除く)がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症):通常、成人は1クール(治療期間)として1回1錠(主成分として250mg)を1日2回、10日間服用します。
    嫌気性菌感染症:通常、成人は1回2錠(主成分として500mg)を1日3回または4回服用します。
    感染性腸炎:通常、成人は1回1錠(主成分として250mg)を1日4回,または1回2錠(500mg)を1日3回、10〜14日間服用します。
    細菌性腟症:通常、成人は1回1錠(主成分として250mg)を1日3回、または1回2錠(500mg)を1日2回、7日間服用します。
    アメーバ赤痢:通常、成人は1回2錠(主成分として500mg)を1日3回、10日間服用します。なお、症状に応じて、1回3錠(750mg)を1日3回服用します。
    ランブル鞭毛虫感染症:通常、成人は1回1錠(主成分として250mg)を1日3回、5〜7日間服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。あとは指示どおりの時間に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • アルコールにより腹痛、嘔吐、顔面潮紅などの二日酔い症状があらわれることがあるので、この薬を飲んでいる間は飲酒を避けてください。
  • 授乳中の方は、この薬を飲んでいる間は授乳を中止してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、食欲不振、吐き気、胃不快感、暗赤色尿などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 手足のしびれ、痛み、感覚のまひ[末梢神経障害]
  • ふらつき、歩行障害、けいれん、意識障害、幻覚[中枢神経障害]
  • 発熱、頭痛、吐き気・嘔吐[無菌性髄膜炎]
  • 高熱、水ぶくれ、眼や口など粘膜のただれ、全身の発赤[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 吐き気、発熱、急に激しくおなかが痛む[急性膵炎]
  • 発熱、のどの痛み、さむけ[白血球減少、好中球減少]
  • 倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1〜30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。