くすりのしおり

内服剤
2017年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
フルボキサミンマレイン酸塩錠75mg「タカタ」
 主成分:
フルボキサミンマレイン酸塩(Fluvoxamine maleate)
 剤形:
黄色の錠剤、直径約7.1mm、厚さ約3.4mm
 シート記載:
(表)フルボキサミン75mg「タカタ」、TTS-158、フルボキサミン、75mg
(裏)FLUVOXAMINE75mg「TAKATA」、フルボキサミンマレイン酸塩75mg「タカタ」、75mg

この薬の作用と効果について

脳内の神経伝達物質の1つであるセロトニンの再取り込みを阻害することにより、憂うつな気持ち、強迫観念、人前での過度な不安や緊張などの症状を改善します。
通常、うつ病・うつ状態、強迫性障害、社会不安障害の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は主成分として1日50mgを初期用量とし、1日150mgまで増量され、1日2回に分けて服用しますが、年齢・症状に応じて適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分として75mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 十分な水で、かまずに飲んでください。かみ砕くと苦みがあり、舌のしびれ感があらわれることがあります。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。突然の減量または服用中止により、頭痛、吐き気、めまい、不安感、不眠、集中力低下などがあらわれることがあります。

生活上の注意

  • 眠気が起きたり、意識レベルの低下・意識消失などの意識障害が起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。
  • アルコールは、薬の作用を強めることがありますので、飲酒を避けるようにしてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む食品は、薬の作用を強め、副作用を起こしやすくすることがありますので、注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、眠気、吐き気、口渇、便秘、めまい・ふらつき・立ちくらみ、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • けいれん、軽い意識障害、現実には存在しない物が見える[痙攣、せん妄、錯乱、幻覚、妄想]
  • 意識がうすれる、意識を失う[意識障害]
  • 顔面蒼白、冷汗、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー]
  • 錯乱、発熱、発汗[セロトニン症候群]
  • 急激な発熱、筋肉のこわばり、嚥下困難[悪性症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。