くすりのしおり

注射剤
2019年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ラピアクタ点滴静注液バッグ300mg
 主成分:
ペラミビル水和物(Peramivir Hydrate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

インフルエンザウイルスに感染した細胞からウイルスが遊離するのを阻害することにより、ウイルスの増殖を抑えます。
通常、A型またはB型インフルエンザウイルス感染症の治療に使用されます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人および小児ともに15分以上かけて1日1回点滴で静脈内に注射します。
  • 通常は単回(1回のみ)の使用ですが、合併症や症状により2日以上使用することもあります。

生活上の注意

  • インフルエンザの患者さんにおいて、抗インフルエンザウイルス薬の使用の有無または種類にかかわらず、異常行動を発現した例が報告されています。転落などの事故に至るおそれのある重度の異常行動は、就学以降の小児・未成年の男性に多く、発熱から2日間以内に発現することが多いこと、が知られていますので、注意してください。
  • 授乳中の方は、注射のあと2〜3日間は授乳を避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、吐き気、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 血圧低下、顔面蒼白、冷汗[ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、のどの痛み[白血球減少、好中球減少]
  • 倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • むくみ、倦怠感、尿量が減るまたは尿が出ない[急性腎障害]
  • 急に走り出す、徘徊する[異常行動]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 「保護者などの方へ」就学以降の小児・未成年の患者さんで自宅において療養を行う場合、少なくとも発熱から2日間は転落などの事故に対する防止対策を講じてください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。