くすりのしおり

内服剤
2017年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アムロジピン錠10mg「トーワ」
 主成分:
アムロジピンベシル酸塩(Amlodipine besilate)
 剤形:
白色の割線入り錠剤、直径9.0mm、厚さ3.9mm
 シート記載:
アムロジピン10mg「トーワ」、10mg、Amlodipine 10、高血圧または狭心症の薬

この薬の作用と効果について

細胞内へのカルシウムの流入を減少させることにより、冠血管や末梢血管の平滑筋を弛緩させ、血圧を下げたり、狭心症の発作をおこりにくくします。
通常、高血圧症や狭心症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血圧が低い、肝機能障害、腎機能障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 高血圧症:通常、成人は1回アムロジピンとして2.5〜5mgを1日1回服用します。症状により適宜増減されますが、効果不十分な場合には1日1回10mgまで増量されます。
    狭心症
    :通常、成人は1回アムロジピンとして5mgを1日1回服用しますが、症状により適宜増減されます。
    本剤は1錠中にアムロジピンとして10mgを含有します。いずれも、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は高血圧症の場合、その日は飲まなくても構いません。次の日から指示どおりに飲んでください。狭心症の場合、気がついた時点ですぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合(8時間以内程度)は1回とばして、次回から指示された時間に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 血圧低下により、めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、高い所での作業や自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際は十分注意してください。
  • グレープフルーツジュースは、本剤の降圧作用を強めるおそれがありますので、同時に服用しないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、蕁麻疹、光線過敏症、多形紅斑、血管炎、血管浮腫、浮腫、歯肉肥厚、ほてり(熱感、顔面潮紅)、動悸、めまい・ふらつき、頭痛・頭重などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身けん怠感、皮膚や白目が黄色くなる、食欲不振[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 鼻血、出血傾向、発熱・のどの痛み[無顆粒球症、血小板減少、白血球減少]
  • 息切れ、めまい、失神[房室ブロック]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 分割後は早めに服用してください。分割後に服用する場合には、光を避けて保存し、30日以内に服用してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。