くすりのしおり

注射剤
2012年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アポプロン注0.3mg
 主成分:
レセルピン(Reserpine)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

ラウオルフィア・アルカロイド製剤で、神経伝達物質の貯蔵部位に作用して交感神経機能を阻害し、血圧を下げたり、精神の興奮や幻覚、妄想を抑えます。
通常、高血圧性緊急症(子癇、高血圧性脳症、脳出血発作など)やフェノチアジン系薬剤の使用困難な統合失調症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。電気ショック療法を受けている。うつ病・うつ状態およびその既往がある(特に自殺傾向のあるもの)。消化性潰瘍。潰瘍性大腸炎およびその既往がある。てんかんなどの痙攣性疾患およびその既往がある。腎不全。気管支喘息またはアレルギー性疾患の既往がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日1〜2回、皮下または筋肉内に注射します。
  • 具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

  • 眠気、脱力感などを催すことがありますので、注射のあとは自動車の運転や危険を伴う機械の操作は避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として悪夢、眠気、性欲減退、神経過敏、めまい、頭痛、発疹、徐脈、胃潰瘍、口渇、下痢、食欲不振、はきけ・嘔吐、軟便、鼻閉、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 悲観気分、早朝覚醒、食欲不振、陰萎、抑制(思考、行動)などの抑うつ症状[うつ状態]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • [ご家族の方へ]患者さんの日常生活に注意して「表情に変化がなくなった、言葉が少なくなった、気分がふさぎ込むなど」いつもと違う言動や症状に気づいた場合は薬の副作用の可能性もありますので、すぐに医師または薬剤師に申し出てください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。