くすりのしおり

注射剤
2017年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
シンポニー皮下注50mgシリンジ
 主成分:
ゴリムマブ(遺伝子組換え)(Golimumab(genetical recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

炎症の主要な原因物質の一つと考えられているTNFα(腫瘍壊死因子α)の働きを抑え、関節リウマチおよび潰瘍性大腸炎の症状を改善します。
通常、既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)、中等症から重症の潰瘍性大腸炎の改善および維持療法(既存治療で効果不十分な場合な限る)に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症またはその疑いがある。活動性結核がある、結核の既往歴またはその疑いがある。脱髄疾患(多発性硬化症など)またはこれらの既往歴がある。うっ血性心不全がある。血液疾患(汎血球減少症、白血球減少、好中球減少、血小板減少など)またはこれらの既往歴がある。間質性肺炎の既往歴がある。B型肝炎またはその既往歴がある。ラテックス過敏症の既往歴またはその可能性がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 関節リウマチ:通常、4週に1回、皮下に注射します。症状をみながら使用量および使用期間を決めていきます。
    潰瘍性大腸炎:通常、初回およびその2週後に皮下に注射し、6週目以降は4週に1回、皮下に注射します。症状をみながら使用期間を決めていきます。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、鼻咽頭炎、上気道感染、注射部位反応(紅斑、かゆみ、蕁麻疹など)、咽頭炎、発疹、細菌感染、帯状疱疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、体がだるい、息苦しい・息切れ[重篤な感染症]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 長引く微熱・咳(2週間以上)、体がだるい、体重減少[結核]
  • 視力低下・複視、しびれ・痛み・運動麻痺[脱髄疾患]
  • 発熱の持続、出血しやすい、血が止まりにくい[重篤な血液障害]
  • 動悸・息切れ、胸が痛い、足のむくみ[うっ血性心不全]
  • 息苦しい、蕁麻疹、意識がもうろうとする[重篤なアレルギー反応]
  • 関節痛、筋肉痛、皮疹[ループス様症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 免疫を抑制する作用があることから、生ワクチンの接種を避けてください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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