くすりのしおり

注射剤
2016年2月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ヘプタバックス−II
 主成分:
組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)(Recombinant adsorbed hepatitis b vaccine(yeast origin))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

B型肝炎ウイルスに対する抗体を事前に作り、B型肝炎ウイルスによる感染を予防します。
通常、B型肝炎、B型肝炎ウイルスの母子感染、HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症などの予防に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。発熱・急性疾患がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • B型肝炎の予防:通常、4週間隔で2回、20〜24週を経過した後に3回目を皮下または筋肉内に注射します。10歳未満は同様の間隔で皮下に注射します。
    B型肝炎ウイルス母子感染の予防:通常、生後12時間以内を目安に1回、初回注射の1カ月後と6カ月後に各1回ずつの計3回皮下に注射します。
    B型肝炎に罹っている人の血液による汚染事故後のB型肝炎の予防:通常、事故発生後7日以内に1回、初回注射の1カ月後と3〜6カ月後に各1回ずつを皮下または筋肉内に計3回注射します。10歳未満は同様の間隔で皮下に注射します。
    いずれの場合も、必ず指示された接種方法に従ってください。
  • B型肝炎ウイルス母子感染の予防やB型肝炎に罹っている人の血液による汚染事故後のB型肝炎の予防には、抗HBs人免疫グロブリンを併用してください。
  • B型肝炎ウイルス母子感染の予防における初回注射の時期は、被接種者の状況に応じて生後12時間以降とすることもできますが、その場合であっても生後できるだけ早期に行ってください。
  • 3回目接種1〜2ヵ月後を目途に抗体検査を行なってください。能動的HBs抗体が獲得されていない場合には追加接種してください。
  • 接種前に必ず問診、検温および診察を受けてください。

生活上の注意

  • 本剤のバイアルのゴム栓には乾燥天然ゴム(ラテックス)が含まれています。ラテックス過敏症のある方はアレルギー反応があらわれることがありますので、注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、注射部位局所反応(疼痛、発赤、そう痒感)、倦怠感、発熱、手の脱力感、などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息苦しくなる、冷や汗が出る、顔色が蒼白になる[ショック、アナフィラキシー]
  • ものがだぶって見える、眼球がくるくるする、体がだるい、発熱、頭痛、むかむかする、手足がピリピリする、手足の感覚がなくなる、手足の脱力感[多発性硬化症、急性散在性脳脊髄炎、ギランバレー症候群などの急性神経根障害]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「ワクチン接種を受ける人へのガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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