くすりのしおり

注射剤
2015年5月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ペグイントロン皮下注用50μg/0.5mL用
 主成分:
ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)(Peginterferon Alfa-2b(Genetical Recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

リバビリンと併用することによりC型肝炎ウイルスが増えるのを抑えたり、体がウイルスを排除しようとするのを助けて、肝機能を改善します。また、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、C型慢性肝炎、C型代償性肝硬変、悪性黒色腫の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。自己免疫性肝炎、非代償性肝疾患である。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • C型慢性肝炎:通常、週1回、皮下に注射します。
    C型代償性肝硬変:通常、週1回、皮下に注射します。
    悪性黒色腫:通常、週1回、皮下に注射します。
  • C型慢性肝炎、C型代償性肝硬変の治療では、必ずリバビリンと併用してください。リバビリンは決められた量を朝食後と夕食後に毎日飲んでください。
  • 具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

  • C型慢性肝炎、C型代償性肝硬変の治療では、リバビリンで催奇形性および精子への影響が認められるため、妊娠する可能性のある女性およびパートナーが妊娠する可能性のある男性は、投与中および投与終了後6ヵ月間は避妊してください。
  • 白血球や血小板が減少したり、甲状腺機能異常が発現することがあるため、定期的に検査を実施します。その場合には、指定された日時に検査を受けてください。
  • めまい、錯乱、眠気、疲労感が発現することがあるため、治療中は自動車の運転や機械の操作は避けてください。
  • 精神的に安定な状態を保つことが大切です。心配事や悩み事などある場合は、遠慮なく医師か看護師に相談してください。
  • 自分では症状(副作用)に気づかないこともあります。治療中は家族の方にも注意して(症状・様子の変化を観察して)いただくようにしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発熱、全身倦怠感、食欲不振、頭痛、筋肉痛、関節痛、不眠、脱毛、発疹、膵炎(腹痛、腰背部痛)、寒気、倦怠感、体重減少などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎、肺線維症、肺水腫]
  • 不眠、不安、焦燥[抑うつ・うつ病、自殺企図、躁状態、攻撃的行動]
  • 口渇、多飲、多尿[糖尿病]
  • 発汗、食欲不振、貧血症状[自己免疫現象]
  • 視力低下[網膜症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。