くすりのしおり

注射剤
2012年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ドロレプタン注射液25mg
 主成分:
ドロペリドール(Droperidol)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

鎮静作用、制吐作用、α-受容体遮断作用により、麻酔用神経遮断剤として、運動反射抑制、精神的無関心、自律神経系の安定化を伴った神経遮断状態をもたらします。前投薬としてのみでなく鎮痛剤フェンタニル注射液との併用により、意識の消失しない状態での鎮痛、鎮静状態を生じさせられます。
通常、手術、検査、および処置時に全身麻酔剤あるいは局所麻酔の補助として、あるいは単独での麻酔前投薬として用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などが出たことがある。けいれん発作をおこしたことがある。心臓、肝臓、腎臓に病気がある。QT延長症候群。パーキンソン病など錐体外路系に病気がある。褐色細胞腫。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 手術、検査、処置前の導入麻酔剤:通常、緩徐に静脈内に注射するか、点滴で静脈内に注射します。
  • 局所麻酔の補助:通常、局所麻酔剤投与10〜15分後に緩徐に静脈内に注射します。
  • 単独での麻酔前投薬:通常、麻酔開始30〜60分前に筋肉内に注射します。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発汗、吐き気・嘔吐、血圧降下、体温降下、かゆみ、呼吸抑制、起立性低血圧、頻脈、徐脈、譫妄、傾眠などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 立ちくらみ・めまいがする、力が抜ける[血圧降下]
  • 動悸がする、息切れがする、胸が痛い、胸の不快感がする、めまいがする[不整脈、期外収縮、QT延長、心室頻拍、心停止]
  • 寒気がする、動悸がする、冷や汗が出る、顔が蒼白になる[ショック]
  • 寝入りばなに筋肉がふるえる[間代性痙攣]
  • 体温が上がる、筋肉がこわばる、不安になる、頭が混乱する、昏睡状態になる[悪性症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 手術後に動いたり体位を変える時には起立性低血圧がおこることがありますので注意してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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