くすりのしおり

注射剤
2012年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
イスコチン注100mg
 主成分:
イソニアジド(Isoniazid)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

結核菌の増殖を阻害することにより抗菌作用を示す化学療法剤です。
通常、肺結核およびその他の結核症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害またはその既往歴、あるいはその疑いがある。腎障害またはその疑いがある。精神障害の既往歴がある。アルコール中毒。てんかんなどの痙攣性疾患またはこれらの既往歴がある。薬物過敏症。血液障害、出血傾向
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、筋肉内または静脈内に注射します。髄腔内、胸腔内注入または局所分注する場合もあります。
  • 効果を見ながら使用期間を決めていきます。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、出血傾向(喀血、血痰、鼻出血、眼底出血)、頭痛、めまい、倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、胃部膨満感、腹痛、便秘などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 食欲不振、全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる[劇症肝炎などの重篤な肝障害]
  • 発熱、紅斑、水泡、びらん[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症(剥脱性皮膚炎)]
  • 発疹、発熱[薬剤性過敏症症候群]
  • 発熱、紅斑、筋肉痛、関節痛、リンパ節腫脹、胸部痛[SLE様症状]
  • 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多[間質性肺炎]
  • 発熱、皮疹、乏尿、浮腫、蛋白尿[腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群]
  • 発熱、のどの痛み、全身倦怠感、出血傾向(歯ぐきの出血、鼻血、皮下出血など)[無顆粒球症、血小板減少]
  • 筋肉が発作的に収縮する[痙攣]
  • 視力低下、中心暗点(視野の中心部が暗くて見えにくい)[視神経炎、視神経萎縮]
  • 四肢の異常感覚、しびれ感、知覚障害、腱反射低下、筋力低下、筋萎縮[末梢神経炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。