くすりのしおり

注射剤
2019年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
メロペン点滴用キット0.5g
 主成分:
メロペネム水和物(Meropenem hydrate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

細菌の細胞壁の合成を阻害して殺菌作用を示し、細菌による感染症を治療するカルバペネム系抗生物質です。
通常、呼吸器感染症、血液感染症、皮膚感染症、尿路感染症、発熱性好中球減少症、化膿性髄膜炎など広い範囲の感染症の治療に使用されます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人や家族が喘息や蕁麻疹などのアレルギー症状を起こしやすい体質である。腎臓や肝臓が悪い。食物を食べることができない。以前にてんかんになったことがある。あるいは脳に病気がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は2〜3回に分けて、小児は3回に分けて、点滴で静脈内へ注射します。
  • 症状を見ながら使用期間を決めていきます。

生活上の注意

  • 1週間以上の使用に際しては、肝機能検査を実施することがあります。その場合には、医師の指示に従って検査を受けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、肝障害(全身倦怠感、食欲不振、嘔吐など)、下痢、発疹、発熱、蕁麻疹、紅斑、かゆみ、発赤、熱感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、めまい、蕁麻疹[ショック、アナフィラキシー]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛[急性腎障害]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などが黄色くなる[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、下痢、腹痛[偽膜性大腸炎]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎、PIE症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 注射をしている間に気分が悪くなったりした場合はすぐに申し出てください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。