くすりのしおり

注射剤
2020年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ハロマンス注50mg
 主成分:
ハロペリドールデカン酸エステル(Haloperidol decanoate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

脳内の神経伝達物質(ドパミンなど)の働きを整えることにより、強い不安や緊張感をやわらげ、気分を安定させます。
通常、統合失調症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。昏睡状態。心不全、パーキンソン病、レビー小体型認知症がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、4週間隔で筋肉内に注射します。
  • 具体的な使用期間については、医師にお聞きください。

生活上の注意

  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などが低下することがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作はさけてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、パーキンソン症候群(手足のふるえ、筋肉のこわばり、よだれが出る、運動減少、歩き方の異常、無表情でまばたきも少なく一点を見つめる、飲み込みにくい、不自然なぎこちない話し方、はっきり話せないなど)、アカシジア(じっとしていられない)、脱力感・倦怠感、めまい・ふらつき・立ちくらみ、注射局所の反応(局所が充血して赤くなる、はれ、痛み、しこりなど)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 急激な発熱、筋肉のこわばり、けいれん、意識障害[悪性症候群]
  • めまい、動悸、息切れ[心室細動、心室頻拍]
  • 激しい下腹部痛、排便・排ガスの停止、吐き気、嘔吐[麻痺性イレウス]
  • 繰り返し唇を尖らせる、舌を突き出す、口をもぐもぐする[遅発性ジスキネジア]
  • 発熱、胸の痛み、息苦しい、下肢のむくみ、手足のはれ[肺塞栓症、深部静脈血栓症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。