くすりのしおり

注射剤
2016年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ノイトロジン注50μg
 主成分:
レノグラスチム(遺伝子組換え)(Lenograstim(genetical recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

骨髄中で好中球(白血球)のもとになる細胞(前駆細胞)の増殖を促し、好中球が増えるのを助けます。
通常、造血幹細胞の末梢血中への動員、造血幹細胞移植時の好中球数の増加促進、がん化学療法による好中球減少症、骨髄異形成症候群に伴う好中球減少症、再生不良性貧血に伴う好中球減少症、先天性・特発性好中球減少症、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症の治療に支障を来す好中球減少症、免疫抑制療法(腎移植)に伴う好中球減少症に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄性白血病(血液中に芽球が認められる場合、骨髄中の芽球が減っていない場合)、アレルギー体質、肝機能障害、腎機能障害、心機能障害、肺機能障害
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日1回または2回、静脈内または皮下に注射します。点滴する場合もあります。
    注射をしている間は、定期的に血液検査を行って使用量を調節します。
  • 効果をみながら使用期間を決めていきます。
  • 使用したときに過敏な反応が出ないかを予測するために、使用前に問診が行われます。
  • 前もって医療機関で注射方法のトレーニングを受け、適切に注射できると医師が判断した人は自己注射する場合があります。薬を溶かす方法、注射方法、使用済みの注射器と注射針を再使用しないこと、使用済みの注射器と注射針の廃棄方法などについて十分理解できるまで説明を受け、その指示に従ってください。自己判断で使用を中止したり、量を加減しないでください。

生活上の注意

  • 薬の効果があらわれて、骨髄で白血球がつくられていくときに、骨(特に腰や胸の骨など)が痛くなることがあります。痛みが続く場合は、医師に相談してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発熱、背部痛、頭痛、骨痛、発疹、胸痛、けん怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷汗、めまい、意識がうすれる、考えがまとまらない、血の気が引く、息切れ、判断力の低下[ショック]
  • からだがだるい、ふらつき、意識の低下、考えがまとまらない、ほてり、眼と口唇のまわりのはれ、しゃがれ声、息苦しい、息切れ、動悸、じんましん、判断力の低下[アナフィラキシー]
  • 息切れ、息苦しい、発熱、から咳[間質性肺炎]
  • 唇が青くなる、苦しくて速い呼吸、手足のつめが青くなる[急性呼吸窮迫症候群]
  • おなか(左上腹部)が痛い[脾破裂]
  • 全身のむくみ、急な体重増加、息切れ、息苦しい、脈拍数増加、ふらつき、めまい、吐き気、おう吐[毛細血管漏出症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 自己注射をした時に副作用と思われる症状があらわれた場合は、ただちに医師または薬剤師に相談してください。また、自己注射を続けられないと感じた場合は、すぐに医師に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

メールマガジン