くすりのしおり

注射剤
2016年5月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
シプロフロキサシン点滴静注液200mg「ケミファ」
 主成分:
シプロフロキサシン(Ciprofloxacin)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

ニューキノロン系の抗菌剤で、細菌のDNA合成を阻害することにより、殺菌的溶菌作用を示します。
通常、敗血症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、肺炎、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、炭疽の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎臓または心臓に病気がある。ナトリウムの摂取が問題となる。てんかんなどの痙攣性疾患またはこれらの既往歴がある。重症筋無力症の方
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日2回、1時間かけて点滴で静脈内に注射します。症状を見ながら1日3回注射することもあります。
    症状・効果を見ながら使用期間を決めていきます。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹・蕁麻疹、血管炎、静脈炎、注射部位紅斑、注射部位反応(注射局所の反応、痛み、はれ、発赤など)、かゆみ、発熱、発赤、浮腫(末梢、血管、顔面、咽頭)、光線過敏症、固定薬疹、血清病様反応、点状出血、貧血、下痢、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、むくみ、じんましん[ショック、アナフィラキシー]
  • 腹痛、頻回の下痢、血便[大腸炎]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 発熱、せき、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 冷や汗がでる、空腹感、手足のふるえ、意識障害[低血糖]
  • けいれん[痙攣]
  • 発熱、貧血、歯肉出血や皮下出血[骨髄抑制、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少]
  • 吐き気や嘔吐、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、広範囲の赤い発疹、眼・口・陰部のただれ[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 全身のむくみ、尿量の減少、発熱[急性腎不全、間質性腎炎]
  • 腱周辺の炎症、むくみ[アキレス腱炎、腱断裂などの腱障害]
  • 考えがまとまらない、話の筋や行動がまとまらない[錯乱、抑うつなどの精神症状]
  • 上まぶたの下垂、複視(物が重なって見える)、運動時の筋肉の疲労感[重症筋無力症の悪化]
  • 発熱、関節痛、皮下出血によるあざ[血管炎]
  • 動悸がする、胸が痛い、胸の不快感がする[QT延長、心室頻拍]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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