くすりのしおり

注射剤
2017年5月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ステラーラ皮下注45mgシリンジ
 主成分:
ウステキヌマブ(遺伝子組換え)(Ustekinumab (genetical recombination) )
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

乾癬、クローン病の主要な原因物質の一つと考えられているIL(インターロイキン)の働きを抑えることにより、症状を改善します。
通常、既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、関節症性乾癬、中等症から重症の活動期クローン病のウステキヌマブ点滴静注製剤による初回投与後の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症またはその疑いがある。再発性感染症の既往歴がある。結核、悪性腫瘍またはこれらの既往歴がある。ラテックス過敏症の既往歴またはその可能性がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 乾癬:通常、初回およびその4週後に皮下に注射し、以降12週間隔で皮下に注射します。症状を見ながら使用量や使用期間を決めていきます。
    クローン病:通常、ウステキヌマブ点滴静注製剤による初回注射8週後に皮下に注射し、以降は12週間隔で皮下に注射します。効果が減弱した場合には、この薬の開始から8週以降に8週間隔に変更することもあります。症状を見ながら使用期間を決めていきます。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、鼻咽頭炎、発疹、頭痛、蕁麻疹、下痢、上気道感染、注射部位反応などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発疹、蕁麻疹、血管浮腫[アナフィラキシー]
  • 発熱、体がだるい、息苦しい・息切れ[重篤な感染症]
  • 長引く微熱・咳(2週間以上)、体がだるい、体重減少[結核]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 免疫を抑制する作用があることから生ワクチンの接種を避けてください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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