くすりのしおり

注射剤
2013年12月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アイソボリン点滴静注用100mg
 主成分:
レボホリナートカルシウム(Levofolinate calcium)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

フルオロウラシルと併用することで、がん細胞の増殖を抑える効果を増強させます。
通常、胃がん(手術できないまたは再発した)、結腸・直腸がん、治癒切除できない膵がんに対するフルオロウラシルの効果を増強させる目的で用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。熱があり、体がだるいと感じている。下痢がある。水痘(水ぼうそう)や他の感染症にかかっている。腹水、胸水がある。心臓の病気がある、または起こしたことがある。全身状態が悪い。テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤(ティーエスワン)使用中止後7日以内である。肝障害、腎障害、肝転移がある。消化管潰瘍または出血がある。放射線治療を受けている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回2時間かけて静脈内に点滴します。
  • 注射の間隔は、一緒に使用する他の薬や、症状・状態により異なりますので、具体的な使用期間については、医師に確認してください。

生活上の注意

  • 骨髄機能が低下すると、感染が起こりやすくなったり、出血が起こりやすくなったりしますが、自分ではなかなか気付きません。したがって定期的(特に使用初期は頻回)に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査など)を受けて、早期発見を心がける必要があります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、食欲不振、吐き気・嘔吐、口内炎、発熱、発疹、味覚異常、腹痛、みぞおち付近の痛み、のどが渇く、便秘、歯肉炎、口唇炎、下血、口角炎、舌炎、胸やけ、腹部の張る感じなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 泥状または水様の便が続く[激しい下痢]
  • 寒気がする、熱が出る、出血しやすい[骨髄抑制]
  • 激しくお腹が痛い、下痢がある[重篤な腸炎]
  • 呼吸困難、全身のほてり、じんましん[ショック、アナフィラキシー]
  • 体がだるい、食欲が低下する、白目や皮膚が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 尿量が減る、手足のむくみ、体がだるい[急性腎不全]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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