くすりのしおり

内服剤
2020年2月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ファスティック錠30
 主成分:
ナテグリニド(Nateglinide)
 剤形:
白色の錠剤、直径約7.1mm、厚さ約3.5mm
 シート記載:
ファスティック錠30、AJ2 30、ファスティック30mg 、FASTIC Tab. 30、糖尿病の薬です、食直前に服用

この薬の作用と効果について

膵臓にあるランゲルハンス島のβ細胞を刺激して、食後の早期のインスリン分泌を促進し、血糖上昇を抑えます。2型糖尿病の食後高血糖を改善し、さらに食後血糖2時間値、HbA1c値も低下させます。
通常、2型糖尿病における食後血糖推移の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、インスリン依存型(1型)糖尿病、腎障害、感染症、手術前後、外傷がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回3錠(主成分として90mg)を1日3回毎食直前(食前10分以内)に服用します。効果が不十分な場合には、1回量を4錠(120mg)まで増量されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 食事を始めた後に飲み忘れに気付いた場合は、1回飛ばして次の食直前に飲んでください。低血糖症状を起こす可能性があるので、絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖により、めまい、ふらつきがあらわれることがありますので、高所での作業、自動車の運転など、危険を伴う機械の操作には注意してください。低血糖症状が認められた場合には、砂糖、ジュースなどの糖分をとってください。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)と併用している場合は、必ずブドウ糖をとってください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

副作用として、低血糖症状、吐き気、おなかが張る感じ、腹痛、便秘、下痢、発疹、かゆみ、蕁麻疹、多形紅斑、頭痛、動悸などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷や汗が出る、寒気、めまい[低血糖]
  • 全身がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 急激に胸部をしめつける感じがする、胸が痛む、冷や汗が出る[心筋梗塞]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。