くすりのしおり

内服剤
2015年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アシクロビルDS80%「サワイ」
 主成分:
アシクロビル(Aciclovir)
 剤形:
白色〜微黄白色のドライシロップ剤
 シート記載:
(0.25g分包)アシクロビルDS80%「サワイ」、SW-309、200mg/0.25g、ACICLOVIR(1g分包)アシクロビルDS80%「サワイ」、SW-309、800mg/1g、ACICLOVIR

この薬の作用と効果について

単純ヘルペスウイルスおよび水痘・帯状疱疹ウイルスのDNA合成を阻害して増殖を抑えます。
通常、単純疱疹、帯状疱疹、水痘(小児のみ)の治療および造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制、性器ヘルペスの再発抑制(小児のみ)に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 単純疱疹:通常、成人は1回0.25g(主成分として200mg)を1日5回用時水にかき混ぜて服用します。通常、小児は1回体重1kgあたり0.025g(主成分として20mg)を1日4回用時水にかき混ぜて服用しますが、1回最高用量は0.25g(200mg)までとされています。
    造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制:通常、成人は1回0.25g(主成分として200mg)を1日5回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで用時水にかき混ぜて服用します。通常、小児は1回体重1kgあたり0.025g(主成分として20mg)を1日4回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで用時水にかき混ぜて服用しますが、1回最高用量は0.25g(200mg)までとされています。
    帯状疱疹:通常、成人は1回1g(主成分として800mg)を1日5回用時水にかき混ぜて服用します。通常、小児は1回体重1kgあたり0.025g(主成分として20mg)を1日4回用時水にかき混ぜて服用しますが、1回最高用量は1g(800mg)までとされています。
    水痘
    :通常、小児は1回体重1kgあたり0.025g(主成分として20mg)を1日4回用時水にかき混ぜて服用しますが、1回最高用量は1g(800mg)までとされています。
    性器ヘルペスの再発抑制:通常、小児は1回体重1kgあたり0.025g(主成分として20mg)を1日4回用時水にかき混ぜて服用しますが、1回最高用量は0.25g(200mg)までとされています。
    いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1g中に主成分800mgを含む製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 服薬中は普段より多めに水分をとってください。ただし、水分制限を指導されている方は医師または薬剤師に相談してください。
  • 意識障害などがあらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作には十分注意してください。なお、腎機能障害のある方は、特に意識障害などがあらわれやすいので、医師から控えるように指示されている場合には危険を伴う機械の操作を避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発熱、発疹、水疱、紅斑、蕁麻疹、かゆみ、固定薬疹、光線過敏症、貧血、下痢、軟便、吐き気、嘔吐、腹痛、胃痛、心窩部痛、胃不快感、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、血管浮腫、めまい[アナフィラキシーショック、アナフィラキシー]
  • 貧血症状、発熱、出血傾向[汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、播種性血管内凝固症候群、血小板減少性紫斑病]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛[急性腎不全]
  • 意識障害(昏睡)、せん妄、痙攣[精神神経症状]
  • 発熱、皮膚・粘膜が赤く腫れて発疹や水ぶくれができる、眼球結膜の充血[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。