くすりのしおり

内服剤
2014年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
テラビック錠250mg
 主成分:
テラプレビル(Telaprevir)
 剤形:
白色の錠剤、長径16.3mm、短径8.1mm、厚さ6.3mm
 シート記載:
テラビック錠250mg、テラビック、TELAVIC 250mg、TA145

この薬の作用と効果について

C型肝炎ウイルスが増えるのを抑える作用(抗ウイルス作用)があり、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)およびリバビリンと一緒に使用することにより抗ウイルス作用が増強されます。
通常、C型慢性肝炎の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。この薬を使用して皮膚障害(体の一部、または広い範囲が赤くはれる、発疹、かゆみ)が出たことがある、心疾患(心筋梗塞、心不全、不整脈など)、異常ヘモグロビン症(サラセミア、鎌状赤血球性貧血など)
  • 妊娠中、妊娠の可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回3錠(主成分として750mg)を1日3回食後に12週間服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • できるだけ1日の飲む時間を決めて(できるだけ8時間間隔)、必ず食後(できるだけ食後2時間以内)に飲んでください。朝、昼、夕の食後に飲みづらい場合は、軽食をとった後に服用してください。食事がとれなかったり、食事が不規則になったりした場合でも、時間どおりに飲んでください。その時は、少しでも、食べ物(軽食)をとってから飲んでください。
  • この薬はペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)(ペグイントロン皮下注用)およびリバビリン(レベトールカプセル)と一緒に使用します。これらの薬についても説明を受けてください。
  • 飲み忘れた場合は、決められた時間の4時間以内であれば軽食をとった後に1回分を飲んでください。ただし、4時間以上過ぎていた場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばして、次の時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 抑うつ気分になったり、死んでしまいたいと感じたりすることがあります。また、気分がたかぶったり、攻撃的になり、中には他人に対して危害を加えたりすることもあります。気分がたかぶる、眠れない、不安になる、いらいらする、あせる、興奮しやすい、攻撃的になる、ちょっとした刺激で気持ちや体の変調をきたす、などの症状があらわれた場合には、すぐに医師に相談してください。
  • 意識障害などがあらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作を行う時は注意してください。
  • この薬と一緒に使用するリバビリンには避妊に関連する注意がありますので、よく説明を受けてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は薬の代謝を促進して効果を弱める可能性があるため、摂取は控えてください。
  • 医師の指示を守って定期的に検査を受けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、貧血、発熱、けん怠感、食欲減退、発疹、頭痛、脱毛症、膵炎(腹痛)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、皮膚の広い範囲が赤くなる、目の充血や唇のただれ[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
  • 発疹、発熱、リンパ節のはれ[薬剤性過敏症症候群]
  • 尿量の減少、むくみ、体がだるい[急性腎不全]
  • めまいや疲れやすい、頭が重い、息切れ[貧血、ヘモグロビン減少]
  • 発熱、寒気、関節・筋肉の痛み、咳[敗血症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。開封後は湿気、光を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については、薬を受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。