くすりのしおり

内服剤
2011年7月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
カサンミルカプセル5mg
 主成分:
ニフェジピン(Nifedipine)
 剤形:
橙色の軟カプセル剤、長径10.6mm、短径6.8mm
 シート記載:
ZE67、CSA5、カサンミル、5mg

この薬の作用と効果について

心臓や血管が収縮する原因となるカルシウムイオンの細胞内への流入を抑制することにより、収縮した血管を広げ血圧を下げたり、狭心症の発作(胸の痛みなど)を抑えたりします。
通常、本態性高血圧症、腎性高血圧症、狭心症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心原性ショック、急性心筋梗塞、大動脈弁狭窄、僧帽弁狭窄、肺高血圧、過度に血圧が低い、血液透析療法中、腎機能障害、肝機能障害、うっ血性心不全、不安定狭心症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回2カプセル(主成分として10mg)を1日3回服用しますが、治療を受ける疾患や症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • かみくだいたりしないで飲んでください。かみくだいて飲むと血中濃度が高くなり、血圧が急に下がる可能性があります。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飲まずに、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 血圧が下がることにより、めまいやふらつきなどが起こることがありますので、高い所での作業や車の運転、危険を伴う機械の操作などには十分注意してください。
  • グレープフルーツジュースはこの薬の作用を強めることがありますので、同時に服用しないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、顔面潮紅、めまい、頭痛、黄疸、胸部痛、上腹部痛、発疹、かゆみ、光線過敏症、紫斑、血管浮腫、歯肉肥厚、貧血、呼吸困難、女性化乳房などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身の赤い発疹、皮膚のはがれ、発熱[紅皮症(剥脱性皮膚炎)]
  • 発熱・のどの痛み、鼻血、皮下出血[無顆粒球症、血小板減少]
  • 顔面蒼白、冷汗、立ちくらみ[ショック]
  • 意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力が低下する[意識障害]
  • 全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる、食欲不振[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。