くすりのしおり

内服剤
2011年7月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ドプスOD錠100mg
 主成分:
ドロキシドパ(Droxidopa)
 剤形:
白色〜淡褐色の錠剤、長径8.0mm、厚さ3.6mm
 シート記載:
ドプスOD錠、100mg、DS053

この薬の作用と効果について

このくすりは体内で直接l(エル)-ノルアドレナリンとなり、神経の機能を改善します。
通常、パーキンソン病におけるすくみ足やたちくらみ、シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチーにおける起立性低血圧、失神、たちくらみ、起立性低血圧を伴なう血液透析患者のめまい・ふらつき・たちくらみ、けん怠感、脱力感の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、糖尿病性壊疽のような末梢血管病変がある透析患者、心室性頻拍、コカイン中毒
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • パーキンソン病におけるすくみ足、たちくらみ:通常、成人は1回1錠(主成分として100mg)を1日1回から服用を開始し、一日おきに1錠(100mg)ずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回2錠(200mg)1日3回服用ですが、年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大9錠(900mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチーにおける起立性低血圧、失神、たちくらみ:通常、成人は1日2〜3錠(200〜300mg)を1日2〜3回に分けて服用開始し、数日〜1週間毎に1日1錠(100mg)ずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回1〜2錠(100〜200mg)1日3回服用ですが、治療を受ける疾患や年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大9錠(900mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 起立性低血圧を伴う血液透析時のめまい・ふらつき・たちくらみ、けん怠感、脱力感:通常、成人は1回2〜4錠(200〜400mg)を透析開始30分前〜1時間前に服用しますが、年齢・症状により減量されます。1回の服用量は最大4錠(400mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は水と一緒でなくても飲めるタイプの薬です。舌の上でだ液を含ませ軽くつぶしてから、だ液と一緒に飲んでください。普通の薬と同じように、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲むこともできます。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に飲んでください。ただし、次に飲むまでに4時間以上あけてください(1日3回飲んでいる場合)。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。血液透析を受けている場合は、血液透析の前に気がつけばすぐに飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、食欲不振、胃痛(胃部不快感など)、血圧上昇、頭痛、頭重、幻覚、めまい、動悸、けん怠感、チアノーゼ〔皮膚や粘膜(特に唇、手足の爪)が青紫色になる〕、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 急激な発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ[悪性症候群]
  • のどの痛み、頭痛、鼻血[白血球減少、無顆粒球症、好中球減少、血小板減少]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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