くすりのしおり

内服剤
2017年12月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アミノレバンEN配合散
 主成分:
アミノ酸,糖質,脂質,電解質,ビタミン剤などを配合した肝不全用経口栄養剤(Oral nutrient for liver failure patients)
 剤形:
白色〜淡黄色の散剤
 シート記載:
(表)アミノレバンEN配合散、50g(粉末)、約200kcal、1包、Aminoleban EN powder mix、コーヒー味 または フルーツ味

この薬の作用と効果について

アンモニアの解毒や蛋白の合成作用を持つ分岐鎖アミノ酸を多く含み、その他不足する糖質、脂質、ビタミン、微量元素を含んだ栄養剤なので、食事だけでは不十分なこれら栄養を補充し、肝機能を高め、肝性脳症やその他の合併症を改善します。
通常、肝性脳症を伴う慢性肝不全患者の栄養状態の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。牛乳に対してアレルギーがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1包(50g)を約180mLの水または温湯(約50℃)に溶かし(約200kcal/200mL)、1日3回食事と共に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 調製後は10時間以内に服用してください。また、調製後やむをえず保存する場合は冷所(冷蔵庫など)保存してください。
  • 熱湯で溶かすと、蛋白質が変質するので避けてください。
  • 好みに応じて繊維分を含む野菜などを混ぜてもかまいませんが、果物の生ジュースは酸性のため、混ぜるとゲル化(固まる)することがあるので避けてください。
  • 味などの問題のため、服用が困難な場合は、濃度を約0.8kcal/mLになるように約230mLの水または温湯に溶かし(約200kcal/250mL)、服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 医療機関で指示された食事指導を守ってください。
  • 1日分(150g)で補充される蛋白質量は40.5g、総カロリーは639kcalです。残りの必要量については食事から摂取することになるので、食事内容について、担当の医師や栄養士の指示に従ってください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、下痢、腹部膨満感、吐き気・嘔吐、食欲不振、心窩部痛・腹痛、浮腫、頭痛・頭重感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷汗、動悸、ふるえ[低血糖]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。