くすりのしおり

内服剤
2015年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
エピビル錠300
 主成分:
ラミブジン(Lamivudine)
 剤形:
灰色の錠剤、長径17.3mm、短径8.5mm、厚さ5.6mm
 シート記載:

この薬の作用と効果について

HIV-1逆転写酵素の活性を阻害し、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の増殖を抑制して、免疫機能の低下、体重減少、リンパ節腫脹や日和見感染症など病気の進行を遅らせます。
通常、HIV感染症の治療に用いられますが、他の抗HIV薬と併用されます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。膵炎を発症する可能性のある小児、B型慢性肝炎がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として300mg)を1日1回服用しますが、年齢・体重・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点ですぐに服用してください。ただし、次に服用する時間が近い場合は、1回飛ばして次の通常の服用時間に1回分を服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに自分の判断で飲むのを止めないでください。自覚症状がなくなったからといって、薬を途中でやめると病気が悪化することがあります。

生活上の注意

  • 服薬量が適当か、また、自分の気づかない副作用が発生していないか確認するために、定期的に受診することが大切です。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、食欲不振、貧血、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身倦怠感、頭痛、出血症状(鼻血、歯ぐきからの出血、手足の皮下出血)[赤芽球癆、汎血球減少、貧血、白血球減少、好中球減少、血小板減少]
  • 激しい上腹部の痛み、腰背部の痛み、発熱[膵炎]
  • 過呼吸、意識障害、手足の震え[乳酸アシドーシスおよび脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)]
  • 筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 筋肉が発作的に収縮する、手や足がピリピリとしびれる、考えがまとまらない[ニューロパシー、錯乱、痙攣]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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