くすりのしおり

内服剤
2013年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ラベプラゾールNa錠10mg「サワイ」
 主成分:
ラベプラゾールナトリウム(Rabeprazole sodium)
 剤形:
淡黄色の錠剤、直径6.9mm、厚さ3.6mm
 シート記載:
ラベプラゾールNa10mg「サワイ」、SW-RZ10、Sodium Rabeprazole 10mg

この薬の作用と効果について

胃酸分泌の最終過程であるプロトンポンプを阻害することにより、胃酸の分泌を抑えます。
通常、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症の治療および胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群:通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)を1日1回服用しますが、症状により1回2錠(20mg)を1日1回服用することもあります。胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの服用とします。
    逆流性食道炎
    :通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)を1日1回服用しますが、症状により1回2錠(20mg)を1日1回服用することもあります。8週間までの服用とします。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合は、1回1錠(10mg)または2錠(20mg)を1日2回、さらに8週間服用することもあります。ただし、1回2錠(20mg)1日2回は重度の粘膜傷害がある場合のみです。なお、再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法には1回1錠(10mg)を1日1回服用します。
    非びらん性胃食道逆流症
    :通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)を1日1回服用します。4週間までの服用とします。
    ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助:通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)をアモキシシリン水和物、クラリスロマイシンと同時に1日2回、7日間服用します。この除菌治療が不成功の場合には、1回1錠(10mg)をアモキシシリン水和物、メトロニダゾールと同時に1日2回、7日間服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 腸溶錠ですので、かんだり、くだいたりせずに服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、貧血、便秘、下痢、軟便、味覚異常、腹痛、腹部膨満感、吐き気、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • めまい、呼吸困難、全身のかゆみを伴った発赤[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 全身倦怠感、のどの痛み、出血傾向[汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 発熱、皮膚・粘膜が赤く腫れて発疹や水ぶくれができる、眼球結膜の充血[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

メールマガジン