くすりのしおり

外用剤
2016年12月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
メプチンエアー10μg吸入100回
 主成分:
プロカテロール塩酸塩水和物(Procaterol hydrochloride hydrate)
 剤形:
カウンター付き吸入型エアゾール剤、(容器)白色、(キャップ)うすい青色
 シート記載:

この薬の作用と効果について

気管支をひろげて呼吸を楽にする吸入剤です。喘息患者さんは喘息発作がおこった時に使用します。
通常、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の症状(息苦しさなど)の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回2吸入(主成分として20μg)、小児は1回1吸入(主成分として10μg)を行いますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。用法・用量を守り、最大でも1日4回(成人8吸入、小児4吸入)までとしてください。必ず指示された吸入方法に従ってください。
  • 医師または薬剤師の指導に従い、使用説明書「メプチンエアー10μg吸入100回を正しくお使いいただくために」をよく読んで使用してください。
  • 喘息の方は、発作が起こった時だけ吸入してください。この薬では気道の炎症を治すことができません。
  • 吸入前によく振り、吸入時は押しボタンをしっかり確実に押し切ってください。1容器の噴霧回数は100回です。カウンターが“0”になったら使用しないでください。
  • 新しい吸入器をはじめて使用するときは、カウンターは“102”を示しています。キャップをはずし、吸入器をよく振り、カウンターの表示が“100”になるまで2回空噴霧してから使用してください。落とすと表示数値が変動する場合があるので注意してください。
  • 吸入終了後はうがいをするように心がけてください。
  • 絶対に2回分を一度に吸入してはいけません。
  • 誤って多く吸入した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で吸入するのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、動悸、頻脈、振戦、頭痛・頭重感、吐き気・嘔吐、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷汗、血圧低下、呼吸困難[ショック]
  • 眼と口唇のまわりのはれ、蕁麻疹、呼吸困難[アナフィラキシー]
  • 脱力感、呼吸困難、口が渇く[重篤な血清カリウム値の低下]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 吸入時以外は、吸入口にキャップをつけ必ず携帯袋に入れてください。
  • キャップおよび吸入口以外の吸入器本体を絶対に分解しないでください。吸入器本体は絶対に水洗いしないでください。
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。