くすりのしおり

自己注射
2014年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
フォルテオ皮下注キット600μg
 主成分:
テリパラチド(遺伝子組換え)(Teriparatide(genetical recombination))
 剤形:
無色澄明の注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

遺伝子組換えのヒト副甲状腺ホルモン製剤で骨形成を促進して、骨粗鬆症で減った骨の量を増やし、もろくなった骨の中の構造を再構築して骨を折れにくくします。
通常、骨折の危険性の高い骨粗鬆症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。高カルシウム血症、腎障害、尿路結石がある。骨肉腫のリスクが高いと考えられる疾患・症状など(骨ページェット病、原因不明のアルカリフォスファターゼ高値、骨端線が閉じていない小児などおよび若年者、過去に骨への影響が考えられる放射線治療を受けた方)がある。骨腫瘍、骨粗鬆症以外の代謝性骨疾患(副甲状腺機能亢進症など)がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日1回主成分として20μgを皮下に注射します。本剤は24ヵ月を超えて投与してはいけません。必ず指示された方法に従ってください。
  • 1本の製剤を他の人と共用しないでください。
  • 注射を忘れた場合は担当の医師に相談してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

生活上の注意

  • 起立性低血圧、めまいがあらわれることがあります。高所での作業、自動車の運転など危険を伴う作業に従事するときには、注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、悪心、食欲不振、頭痛、筋痙縮などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
また、吐き気や嘔吐、便秘、眠気、筋力低下などの症状が認められた場合、持続性の血中カルシウム値の上昇が疑われますので、速やかに医師の診察を受けてください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発疹、息苦しい、血圧低下[ショック(アナフィラキシーショック)、アナフィラキシー]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 使用後も2〜8℃(冷蔵庫など)で遮光して、凍結を避けて、保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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