くすりのしおり

外用剤
2010年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ラタノプロスト点眼液0.005%「TS」
 主成分:
ラタノプロスト(Latanoprost)
 剤形:
無色澄明の点眼剤、(容器)無色2.5mL、(キャップ)白色
 シート記載:

この薬の作用と効果について

房水流出経路からの流出を促進することによって、眼圧を下げます。
通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。コンタクトレンズを使用している。無水晶体眼または眼内レンズ挿入眼、気管支喘息またはその既往歴、眼内炎(虹彩炎、ぶどう膜炎)がある。ヘルペスウィルスが潜在している可能性がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1回1滴を1日1回点眼します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • まず手を流水と石鹸でよく洗います。下まぶたを下にひき、容器の先端が直接目やまぶたにふれないように点眼します。点眼後はまぶたを閉じ、しばらくまばたきをしないで目をつぶっておきます。あふれた液は、清潔なガーゼやティッシュで拭き取ってください。他の点眼液も使う場合は、5分以上間隔をあけてください。
  • コンタクトレンズをつけている場合は、レンズを変色させることがあるので、レンズをはずしてから点眼し、15分以上経過してからレンズをつけてください。
  • 点眼し忘れた場合には、その日のうちであれば1回1滴を点眼してください。なお、翌日に点眼し忘れた事に気づいた場合も、通常通り1回1滴を1日1回点眼します。1日に2回点眼したり、1回に2滴点眼したりしないでください。(頻回投与により、眼圧下降作用が減弱する可能性があります。)
  • 誤って多く点眼した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使用するのを止めないでください。

生活上の注意

  • 点眼により、虹彩色素沈着があらわれ、徐々に濃くなり、中止しても色が元に戻らないことがあります。片眼のみ点眼している場合は、左右の眼で虹彩の色に差が生じる可能性があります。気がついた場合はすぐに医師に相談してください。
  • 点眼後、一時的に目がかすむことがありますので、症状が回復するまで自動車や機械の運転操作は避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、結膜充血、眼刺激症状、かゆみ、眼痛、眼瞼(まぶた)炎、眼瞼色素沈着、かすみ目、まつげ異常、視力低下、流涙、頭痛、咽頭違和感、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 瞳の色に変化が見られる[虹彩色素沈着]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 開封後は、キャップをしめて携帯袋に入れ、室温で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。