くすりのしおり

内服剤
2017年5月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ウタゲン配合散
 主成分:
クエン酸カリウム(Potassium citrate)
クエン酸ナトリウム水和物(Sodium citrate hydrate)
 剤形:
淡橙色の散剤
 シート記載:
(表)ウタゲン配合散、1g、服用しにくい場合は水などに溶かして服用してください。
(裏)ウタゲン配合散、1g

この薬の作用と効果について

クエン酸回路によって代謝されて重炭酸イオンを生成し、体内で塩基として働き、尿や体液をアルカリ化します。
通常、痛風ならびに高尿酸血症における酸性尿の改善や、アシドーシスの改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害・肝機能障害、尿路感染症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 痛風、高尿酸血症における酸性尿:通常、成人は1回1gを1日3回服用しますが、尿検査で尿pHが6.2〜6.8の範囲に入るよう適宜増減されます。
    アシドーシス
    :通常、成人は1日6gを3〜4回に分けて服用しますが、年齢・体重・血液ガス分析結果などにより適宜増減されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲みにくい場合は水に溶かして服用できます。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 痛風や高尿酸血症の場合は、尿量を増やすために水を多く飲んでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、胃不快感、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 手足や唇のしびれ、筋力の減退、手足の麻痺[高カリウム血症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。