くすりのしおり

内服剤
2010年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
リスペリドン内用液1mg/mL「MEEK」(2mL分包品)
 主成分:
リスペリドン(Risperidone)
 剤形:
無色澄明の液剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

不安や緊張などの精神の不安定な状態を抑えるとともに、やる気がしない、何も興味がもてないというような状態を改善させます。
通常、統合失調症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。昏睡状態、心疾患、血管系疾患、低血圧、パーキンソン病、痙攣性疾患、自殺企図の既往および自殺念慮がある、肝障害、腎障害、糖尿病またはその危険因子がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1mL(主成分として1mg)を1日2回より服用を開始し、徐々に増量されます。維持量は通常1回1〜3mL(1〜3mg)を1日2回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日12mL(12mg)を超えません。本剤は1個中に2mL(主成分として2mg)を含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 1回分を直接服用するか、1回量を水、ジュースまたは汁物に混ぜてコップ一杯(約150mL)くらいに希釈して服用し、希釈後はなるべく速やかに服用してください。薬の含量が低下することがありますので、茶葉抽出飲料(紅茶、烏龍茶、日本茶など)やコーラとは混ぜないでください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときに次に飲む時間まで5時間以上ある場合は、すぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下があらわれることがありますので、車の運転など危険をともなう機械の操作は避けてください。
  • アルコールは薬の作用を強めることがありますので、飲酒は控えるようにしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、アカシジア(じっとしていられない)、不眠、便秘、体が震える、よだれがでる、眠気、不安や焦燥感、筋肉のこわばり、倦怠感、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 強度の筋肉のこわばり、嚥下困難(飲み込みにくい)、頻脈(脈が速い)[悪性症候群]
  • 口周部などの不随意運動(口をとがらせたり、引っ込めたり、舌を出す)[遅発性ジスキネジア]
  • けいれん、意識障害、頭痛[抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 口渇、多飲・多尿、頻尿[高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。