くすりのしおり

内服剤
2010年3月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
スルピリン「ケンエー」
 主成分:
スルピリン水和物(Sulpyrine hydrate)
 剤形:
白色〜淡黄色の結晶または結晶性の粉末
 シート記載:

この薬の作用と効果について

視床下部の体温調節中枢に作用して、解熱作用をあらわすピリン系の解熱剤です。
通常、急性上気道炎の解熱に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。先天性G-6PD欠乏症、消化性潰瘍、血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全、アスピリン喘息、気管支喘息がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回0.3gを頓用します。年齢・症状により適宜増減されますが、原則して1日2回まで、1日最大0.9gが限度です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 空腹時にはなるべく飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に飲んでください。ただし、次の服用が近い場合は忘れた分は飲まなくても結構です。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹・紅斑、浮腫、角膜炎・結膜炎、かゆみ、貧血、吐き気・嘔吐、胃痛、頭痛などの症状が報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面蒼白、冷汗、呼吸困難[ショック]
  • 発熱、紅斑、結膜充血[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、剥脱性皮膚炎]
  • 顔面蒼白、息切れ、動悸、発熱[再生不良性貧血、無顆粒球症]
  • 結膜が黄色になる、全身掻痒感[黄疸]
  • むくみ、尿量減少、血尿[急性腎不全]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。