くすりのしおり

内服剤
2016年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ネオドパストン配合錠L100
 主成分:
レボドパ
カルビドパ(Levodopa
Carbidopa)
 剤形:
うす紅色の錠剤、直径12.8×7.2mm、厚さ3.4mm
 シート記載:
ネオドパストン配合L100、338、Neodopaston L100

この薬の作用と効果について

レボドパとカルビドパの配合剤です。レボドパは、ドパミンに変わり、脳内に取り込まれて、不足しているドパミンを補い、パーキンソン病を改善します。カルビドパは、レボドパの脳への移行を高めます。
パーキンソン病並びにパーキンソン症候群に伴う無動〜寡動、筋硬直、振戦に奏効し、日常生活動作を改善します。また、その他の随伴症状も改善します。
通常、パーキンソン病、パーキンソン症候群の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • レボドパ未服用患者:通常、成人は1回レボドパ量として100〜125mg、1日100〜300mgから服用をはじめ、毎日または隔日に100〜125mgずつ増量し、最適量を定め維持量(標準;レボドパ量として1回200〜250mg、1日3回)とします。症状により適宜増減しますが1日1,500mgを超えません。
    レボドパ既服用患者
    :通常、成人はレボドパ単味製剤の服用後、少なくとも8時間の間隔をおいてから、1日維持量の約1/5量に相当するレボドパ量を目安として初回量をきめ、1日3回に分けて服用します。以後、症状により適宜増減して最適量を定め維持量(標準;レボドパ量として1回200〜250mg、1日3回)とします。1日1,500mgを超えません。
    本剤は1錠中にレボドパとして100mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は、忘れた分を飲まないで、次の飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 突発的な睡眠、意識がぼんやりする、注意力・集中力・反射機能などの低下が起こることがありますので、自動車の運転など、危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 汗、尿、唾液が黒くなることがありますので、その場合は医師、薬剤師に相談してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、悪心、食欲不振、嘔吐、不随意運動(震え、舌やあごが絶え間なく勝手に動く)、起立性低血圧(立ちくらみ)、発疹、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 高い熱がでる、筋肉がこわばる、手足が震えけいれんする[Syndrome malin]
  • 時間・場所などが判らない、ない物が見えたりない音が聞こえる、全身がだるい[錯乱、幻覚、抑うつ]
  • みぞおちが痛む、押すと痛みを感じる、吐く[胃潰瘍、十二指腸潰瘍の悪化]
  • ふらつき、皮膚や白目が黄色くなる、疲れやすい[溶血性貧血、血小板減少]
  • 突然眠たくなる[突発的睡眠]
  • 激しい眼痛、頭痛、急な視力低下[閉塞隅角緑内障]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温(車の中などを含む)、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • [ご家族の方へ]社会的に不利な結果を招くにもかかわらずギャンブルや過剰で無計画な買い物を繰り返したり、性欲や食欲が病的に亢進するなど、衝動が抑えられない症状があらわれることがあります。患者さんや家族などの方は、医師からこれらについて理解できるまで説明を受けてください。また、これらの症状があらわれた場合には医師に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。