くすりのしおり

内服剤
2019年2月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
リファジンカプセル150mg
 主成分:
リファンピシン(Rifampicin)
 剤形:
青色不透明/赤色不透明のカプセル剤、全長15.8mm
 シート記載:
リファジン150mg Rifadin150mg

この薬の作用と効果について

結核菌のRNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す化学療法剤です。
通常、肺結核およびその他の結核症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス症(MAC症)を含む非結核性抗酸菌症、およびハンセン病の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。一旦本剤の服用を中止したことがある。胆道閉塞症、肝障害、副腎に障害がある、甲状腺に障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 肺結核およびその他の結核症:通常、成人は1回3カプセル(主成分として450mg)を1日1回毎日服用します。ただし、感性併用剤(他に併用する抗結核薬)のある場合は、週2日服用する場合もあります。原則として朝食前に服用します。年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
    MAC症を含む非結核性抗酸菌症
    :通常、成人は1回3カプセル(主成分として450mg)を1日1回毎日服用します。原則として朝食前に服用します。年齢・症状・体重により適宜増減されますが1日最大量は4カプセル(600mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。
    ハンセン病
    :通常、成人は1回4カプセル(主成分として600mg)を1か月に1〜2回または1回3カプセル(450mg)を1日1回毎日服用します。原則として朝食前に服用します。年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬を飲んでいる間は、尿、便、唾液、たん、汗、涙、血清が橙赤色に着色します。このため、下着が着色したり、ソフトコンタクトレンズが変色する場合もあります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、胃腸障害、発疹、発熱、肝障害、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 食欲不振、全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる[劇症肝炎などの重篤な肝障害]
  • 悪寒、顔面潮紅、呼吸困難など[ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、全身倦怠感、尿量減少、手足や顔のむくみ[腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群]
  • 全身倦怠感、動悸、めまい[溶血性貧血]
  • 発熱、咽頭痛、筋肉痛、出血傾向(鼻血・歯ぐきの出血・皮下出血など)[無顆粒球症、血小板減少]
  • 腹痛、頻回の下痢、吐き気[偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎]
  • 発熱、紅斑、水疱、びらん[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、扁平苔癬型皮疹、天疱瘡様および類天疱瘡様皮疹、紅皮症(剥脱性皮膚炎)]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[間質性肺炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温を避けて保管してください。
  • この薬は、吸湿性がありますので、特に湿度の高い場所での保管は避けてください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。