くすりのしおり

内服剤
2009年11月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
エレンタール配合内用剤[袋・経口]
 主成分:
アミノ酸、糖質、脂肪、電解質、微量元素およびビタミンを成分とする成分栄養剤(Elemental diet)
 剤形:
白色の散剤
 シート記載:
エレンタール配合内用剤、80g:300kcal

この薬の作用と効果について

ほとんど消化を必要としない成分で構成された極めて低残渣性・易吸収性の高カロリー栄養剤です。
通常、手術の前後や腸の病気などで食事の摂取が困難な場合の栄養管理に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病、ステロイドを使用中で糖代謝異常がある、アミノ酸代謝異常がある、小腸切除を受けて腸の機能が低下している。
  • 妊娠(3ヵ月以内または妊娠を希望している)または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 容器に水またはぬるま湯約250mLを入れたのち1袋(80g)を加えて溶かし、約300mLの1kcal/mL液を調製し、標準量として、成人は1日480〜640g(1,800〜2,400kcal)を1回または数回に分けて服用します。年齢・体重・症状に応じて服用する濃度、量が適宜増減されますが、一般に初期量は1日量の約1/8(60〜80g)を所定濃度の1/2(0.5kcal/mL)で服用を開始し、状態により徐々に濃度や服用量を増加し、4〜10日で標準量に達します。服用する液の濃度などについては十分な管理が必要となりますので、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 調製後12時間以内に服用してください。
  • 飲みにくい場合は、飲みやすくする種々のフレーバーがあります。また、ゼリーやムース状に固めることもできますので、医師または薬剤師に相談してください。
  • 飲み忘れた場合は、その日のうちに、1回分の飲む量を何回かに分けて飲んでください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、腹部膨満感、吐き気、嘔吐、腹痛、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 蕁麻疹、ふらふらする、息苦しい[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 倦怠感、冷や汗、顔面蒼白[低血糖]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、高温、湿気を避け、遮光して保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。