くすりのしおり

内服剤
2018年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
サラゾピリン錠500mg
 主成分:
サラゾスルファピリジン(Salazosulfapyridine)
 剤形:
黄色〜黄褐色の割線入りの錠剤、直径17.7×7.5mm、厚さ5.7mm
 シート記載:
サラゾピリン500mg、Salazopyrin500mg、Pfizer、KPh101

この薬の作用と効果について

サルファ剤の一種で、大腸で腸内細菌により分解・吸収されて腸の炎症を抑えます。
通常、潰瘍性大腸炎、限局性腸炎、非特異性大腸炎の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血液障害、肝障害、腎障害、気管支喘息、急性間歇性ポルフィリン症がある。グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PD)が欠乏している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日4〜8錠(主成分として2〜4g)を4〜6回に分けて服用します。症状により、はじめに毎日16錠(8g)を服用し、3週間後から次第に減量し、1日3〜4錠(1.5〜2g)を服用します。ステロイド療法を長期間続けた場合は、4錠(2g)を服用し、徐々にステロイドを減量します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に通常に服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 皮膚、爪および尿・汗などが黄色〜黄赤色に着色したり、ソフトコンタクトレンズが着色することがありますが、病変や副作用を示すものではありません。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、尿路結石、腫脹、浮腫、血尿、発疹、かゆみ、光線過敏症、血清病、紅斑、顔面潮紅、じんましんなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 貧血症状(立ちくらみ、頭痛など)、発熱、出血傾向(皮下出血、鼻血など)[再生不良性貧血など]
  • 高熱、皮膚が赤くなる、口内炎[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症型薬疹]
  • 発熱、咳・痰、呼吸困難[間質性肺炎、薬剤性肺炎、PIE症候群、線維性肺胞炎]
  • 尿量減少、手足や顔のむくみ、けん怠感[急性腎不全、ネフローゼ症候群、間質性腎炎]
  • 発疹、血圧低下、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。