くすりのしおり

内服剤
2011年4月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ハロペリドール細粒1%「トーワ」
 主成分:
ハロペリドール(Haloperidol)
 剤形:
白色の細粒剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

中枢神経系におけるドパミン作動系、ノルアドレナリン作動系などに対する抑制作用により興奮を抑え、気分を安定させます。
通常、統合失調症、そう病の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。昏睡状態、心不全、パーキンソン病がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日0.075〜0.225g(主成分として0.75〜2.25mg)から服用をはじめ、徐々に増量されます。維持量として1日0.3〜0.6g(3〜6mg)を服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回とばして、次回から指示どおりに飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • アルコールは薬の作用を強めることがありますので、注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、肝障害、黄疸、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、呼吸困難、喉頭れん縮(急に咳込む)、頻脈、振戦(手足の震え)、不眠、焦燥感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 無動緘黙(動かず、だんまり)、筋強剛(筋肉のこわばり)、発熱[悪性症候群]
  • めまい、動悸、息切れ[心室細動、心室頻拍]
  • 食欲不振、吐き気・嘔吐、著しい便秘[麻痺性イレウス]
  • 顔、特に口周部の不随意運動(舌を動かしたり、出し入れしたり、絶えず噛むような口の動き)[遅発性ジスキネジア]
  • 食欲不振、吐き気・嘔吐、痙攣[抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。