くすりのしおり

内服剤
2017年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ジスロマックSR成人用ドライシロップ2g
 主成分:
アジスロマイシン水和物(Azithromycin hydrate)
 剤形:
白色の内服懸濁液用の粉末または粒剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

マクロライド系抗生物質で、病原細菌の蛋白合成を阻害することによって抗菌作用を示します。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、尿道炎、子宮頸管炎などの治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害、心疾患、遺伝性フルクトース不耐症、グルコース・ガラクトース吸収不全症またはスクラーゼ・イソマルターゼ欠損症がある。薬を飲んで、ショック(じんましん、むくみ、胸苦しさ、顔面が青白くなる、冷汗、息苦しさなど)の症状を起こしたことがある。本人または家族がじんましん・喘息などのアレルギー体質である。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1瓶〔アジスロマイシンとして2g(力価)〕を水で懸濁して空腹時に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 懸濁する時は、容器の目盛りを目安に適量の水(約60mL)を瓶に注ぎ、瓶のふたをしっかり閉めて、数秒間よく振って十分に混ぜた後、速やかに服用してください。また、薬を完全に服用してください。瓶に薬が残っている場合は、再度瓶に水を注ぎ、瓶のふたをしっかり閉めて、よく振り混ぜた後でもう一度服用してください。口の中に薬が残っている場合がありますので、服用後は水を一口飲んでください。
  • 食後2時間以上の空腹時に服用し、服用後は次の食事を2時間以上控えてください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、食後2時間以上の空腹時に飲み、飲んだ後は食事を2時間以上控えてください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 意識障害などがあらわれることがありますので、車の運転などの危険を伴う機械を操作する際には十分注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、吐き気、腹痛、頭痛、腹部膨満、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、喘鳴(ヒューヒュー音)、顔や唇のむくみ・のどの腫れ[ショック、アナフィラキシー]
  • 発疹、粘膜のびらん・水ぶくれ、高熱[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全]
  • 尿量減少、手足や顔のむくみ、のどの渇き[急性腎不全]
  • 腹痛、頻回の下痢、血便[偽膜性大腸炎、出血性大腸炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。