くすりのしおり

内服剤
2014年1月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アスピリン腸溶錠100mg「トーワ」[川崎病]
 主成分:
アスピリン(Aspirin)
 剤形:
白色の錠剤、直径7.3mm、厚さ3.2mm
 シート記載:
Tw206、アスピリン腸溶錠100mg「トーワ」、100mg

この薬の作用と効果について

プロスタグランジンの合成を阻害して消炎作用を示します。また、シクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)阻害により、トロンボキサンA2の合成を阻害して血小板凝集を抑制し、血液が凝固して血管をつまらせるのを防ぎます。
通常、川崎病やその心血管後遺症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)、出血傾向・血液に異常、アスピリン喘息または既往歴、手術や抜歯を予定、水痘やインフルエンザにかかっている。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 急性期有熱期間:1日体重1kgあたり主成分として30〜50mgを3回に分けて服用します。
    解熱後の回復期、慢性期
    :1日体重1kgあたり主成分として3〜5mgを1回服用します。
    いずれも、症状に応じて適宜増減されます。本剤は1錠中にアスピリン100mgを含む製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 胃障害を軽減するため、主成分が胃で溶けずにゆるやかに腸から吸収される製剤です。特別な指示がないかぎり、割ったり、砕いたり、すりつぶしたりしないで、そのままかまずに飲んでください。また、空腹時の服用をさけてください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたとき、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、つぎの通常飲む時間が近いときは飲まないで、つぎの通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、胃腸障害、蕁麻疹、発疹、浮腫、めまい、頭痛、興奮、過呼吸、けん怠感、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、顔・舌・のどの腫れ、蕁麻疹[ショック、アナフィラキシー]
  • 頭痛、悪心・嘔吐、吐血・下血(黒色便)[消化管、脳などの出血]
  • 皮膚や粘膜のただれ、水疱、発熱[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎]
  • 呼吸困難、喘息(ヒューヒュー音)[喘息発作]
  • 全身けん怠感、皮膚や白目が黄色くなる、食欲不振[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気をさけて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。