くすりのしおり

内服剤
2019年1月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
シプロキサン錠100mg
 主成分:
日局シプロフロキサシン塩酸塩水和物(Ciprofloxacin hydrochloride hydrate)
 剤形:
白色〜淡黄色の錠剤、直径8mm、厚さ3.1mm
 シート記載:
表/CIP100、100 裏/シプロキサン100、100

この薬の作用と効果について

細菌のDNA合成を阻害して殺菌的溶菌作用を示すニューキノロン系の抗菌剤です。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、耳鼻科領域の感染症、眼科領域の感染症など、広い範囲の感染症に使用されます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害がある。てんかんなどの痙攣性疾患または既往歴がある。重症筋無力症。大動脈瘤、大動脈解離がある、または既往歴がある。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1〜2錠(シプロフロキサシンとして100〜200mg)1日2〜3回服用しますが、感染症の種類や症状により適宜増減します。炭疽には1回4錠(400mg)を1日2回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が短い場合は飲まないで、その後は指示された時間に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 空腹時にカルシウムを多く含む牛乳などを同時に服用すると、吸収が低下し効果が弱まる恐れがあるので、注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、胃不快感、下痢、嘔気、食欲不振、かゆみ、発熱、発赤(結節性紅斑)、浮腫(末梢、血管、顔面、咽頭)、光線過敏症、蕁麻疹、固定薬疹、血清病様反応(発熱、皮疹、リンパ節が腫れる、関節痛)、貧血、点状出血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、顔面蒼白、冷汗[ショック、アナフィラキシー]
  • 腹痛、頻回の下痢、血便[大腸炎]
  • 手足の筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 発熱、せき、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 発熱、眼や口など粘膜のただれ[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合は保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。