くすりのしおり

内服剤
2019年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ウェールナラ配合錠
 主成分:
エストラジオール(Estradiol)
レボノルゲストレル(Levonorgestrel)
 剤形:
淡赤色の錠剤、直径6mm、厚さ2.85mm
 シート記載:
(表)ウェールナラ配合錠、SC
(裏)ウェールナラ配合錠、Wellnara

この薬の作用と効果について

卵胞ホルモンの一種(エストラジオール)を補充することにより、骨の量の減少を抑制します。また黄体ホルモンの一種(レボノルゲストレル)を配合することにより、卵胞ホルモンの作用から子宮内膜を保護します。
通常、閉経後骨粗鬆症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。エストロゲン依存性の腫瘍(乳癌、子宮内膜癌など)およびその疑い、未治療の子宮内膜増殖症、乳癌の既往歴、血栓性静脈炎や肺塞栓症またはその既往歴、動脈性の血栓塞栓疾患(冠動脈性心疾患、脳卒中など)またはその既往歴、肝障害、診断の確定していない異常性器出血がある、子宮を摘出した。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 外国において、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を併用した場合、その期間が長くなるにしたがって乳癌になる可能性が高くなるとの報告があります。したがって、本剤を使用する場合は、その必要性および注意すべき点などについて医師から十分に理解できるまで説明を受けてください。
  • 本剤服用中は、定期的に乳房検診ならびに婦人科検診(子宮のある人では子宮内膜細胞診および超音波検査による子宮内膜厚の測定を含む)が行われます。
  • この薬を飲み始めてから不正性器出血がおこることがあります。通常は飲み続けているうちになくなりますが、頻発したり長期間にわたって不正性器出血が続く場合には、医師に相談してください。
  • セイヨウオトギリソウは薬の血中濃度を下げ、作用が弱まるおそれがあるので、これを含む食品はできるだけ避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、乳房不快感、乳房痛、性器分泌物、性器出血、腹痛、乳頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脚の痛み・浮腫、突然息苦しくなる、息切れ、胸の痛み、めまい、意識障害、手足のまひ、急激な視力の低下など[静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。