くすりのしおり

自己注射
2014年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ヒューマトロープ注射用6mg[成人]
 主成分:
ソマトロピン(遺伝子組換え)(Somatropin (genetical recombination))
 剤形:
白色の粉末で用時溶解式の注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

成長ホルモンは脂肪分解、蛋白同化、抗Na利尿などの作用を有し、成人成長ホルモン分泌不全症における代謝異常を改善することによって、体組成(除脂肪体重:体重から脂肪量と骨量を差し引いた重さ)を改善する作用があります。
通常、重症成人成長ホルモン分泌不全症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病、悪性腫瘍がある。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、開始用量として1週間に体重kg当たり主成分として0.021mgを6〜7回に分けて皮下に注射します。臨床症状に応じて1週間当たり主成分として0.084mgを上限として漸増され、1週間に6〜7回に分けて皮下に注射します。なお、投与量は臨床症状や血清インスリン様成長因子-I(IGF-I)濃度などの検査所見に応じて適宜増減されますが、1日量主成分として1mgを超えることはありません。必ず指示された方法に従ってください。
  • 専用の医薬品ペン型注入器(ヒューマトローペン6mg)を用いて注射します。1本の注入器およびカートリッジを他の人と共用しないでください。
  • 注射を忘れた場合は、次の注射時に1回分注射してください。絶対に2回分を一度に注射しないでください。
  • 誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、浮腫、関節痛、手根管症候群(手のしびれなど)、筋痛、頭痛、発疹、注射部位の発赤、全身のかゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 筋肉が発作的に収縮する[けいれん]
  • 発汗、体重減少、頻脈[甲状腺機能亢進症]
  • 乏尿、全身の著明なむくみ、呼吸困難[ネフローゼ症候群]
  • 口渇、多飲、多尿[糖尿病]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、凍結を避け、2〜8℃(冷蔵庫など)に遮光して保管してください。使用開始後は、38日以内に使用してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。

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